現在、既存の瓦屋根の撤去作業を順次進めております。

長年にわたり住宅を守ってきた瓦は、風雨や紫外線の影響により経年劣化が進行しており、今回の屋根改修工事に伴い、安全かつ確実に取り外しを行っております。瓦一枚一枚を丁寧に取り扱い、下地を傷めることのないよう慎重に作業を進めております。

撤去後は、屋根の下地の状態をしっかりと確認し、必要に応じて補修・補強を施したうえで、新たな屋根材の施工に移行いたします。これにより、今後の住まいの安心と快適性をしっかりと支える工事を実現してまいります。

既存の瓦屋根の撤去作業が、無事に完了いたしました。

長年にわたって建物を風雨から守ってきた既存の瓦は、経年劣化やズレ、割れといった症状が見られ、今回の屋根リフォームに際して、全面的に撤去する運びとなりました。安全性と周辺環境への配慮を最優先に、瓦一枚一枚を丁寧に取り外し、下地への影響を最小限に抑えながら慎重に作業を進めました。

これにより、次の工程である下地の補修および新しい屋根材の施工に向けた準備が整い、より耐久性に優れた屋根へのリニューアルが本格的に始まります。

今回の工事では、下地の補強と耐久性の向上を目的として、厚さ12mmの構造用合板を重ね貼りする施工を行いました。

経年による屋根下地の劣化や強度の低下が見受けられたため、建物全体の安全性を確保し、長期的な安定を図るための対策として、構造用合板の増し張りを選定しました。この合板は、強度と寸法安定性に優れており、屋根全体の剛性を高めることに貢献します。

重ね貼りにより、既存の下地と一体化し、耐風性・耐震性も向上。屋根材の施工精度も高まり、結果として仕上がりの品質にも良い影響をもたらします。安心してお住まいいただける住環境の基盤づくりとして、大変重要な工程です。

今回の施工にあたっては、従来のルーフィング材に代わり、粘着層付きの改質アスファルトルーフィングを採用し、確実かつ丁寧に施工を行いました。

改質アスファルトルーフィングは、一般的なルーフィングに比べて耐久性・耐水性・密着性に優れており、特に防水性能を求められる屋根下地において非常に高い効果を発揮します。粘着層付きの仕様であるため、施工時の釘打ちが不要な部分も多く、防水性を損なうことなく確実に張り付けることができ、雨漏りリスクの軽減にもつながります。

今回のファルトルーフィング施工では、下地との密着性をしっかりと確保し、今後長期間にわたり安心してお住まいいただけるよう、万全の体制で工事を進めました。

外壁の劣化が著しく進行しており、特に壁際の雨仕舞に不具合が見られた箇所については、適切な処置が必要と判断いたしました。

長年の風雨や紫外線による影響により、外壁全体に傷みや退色が目立ち始め、特に雨水の浸入リスクが高まっている壁際部分においては、防水性の確保が急務となっておりました。そこで、該当箇所には耐候性に優れた「ハイ角T＝0.35」の外装材を用い、張り替え工事を実施いたしました。

この補修により、外壁の美観が回復しただけでなく、防水機能の向上によって建物全体の耐久性も高まりました。今後は、安心してお過ごしいただける住環境が維持されるものと期待しております。