長年の風雨や紫外線の影響により、屋根には経年劣化が顕著に見られ、瓦の表面は色あせて艶を失い、一部にはひび割れも発生していました。
外壁についても、表面を手で触れると白い粉が付着する「チョーキング現象」が確認され、さらに目地部分に施されたコーキング材は硬化やひび割れにより劣化が進んでいる状態でした。加えて、バルコニー部分では排水機能が不十分で、雨水が滞留し水たまりができていました。

このような建物の劣化状況に対応するため、まず屋根は、耐久性・防災性・意匠性の三拍子が揃ったLIXIL製の屋根材「Tルーフ・クラシックR（チャコール）」に全面葺き替えを行います。軽量で地震にも強く、鋼板芯材に天然石粒を吹き付けた構造により、重厚感のある外観と優れた耐候性を両立した屋根材です。

外壁に関しては、エスケー化研の無機複合反応硬化型ハイブリッドシリコン樹脂塗料「トレビアンコート」を採用いたします。この塗料は、超耐候性・超耐久性・超低汚染性・防カビ・防藻性にすぐれた塗料です。

あわせて、バルコニーには新たに排水用のドレンを設置し、FRPを用いた高耐久な防水工事を施すことで、今後の雨水滞留や漏水リスクを根本から改善する計画です。

このたびは、数ある施工業者の中から弊社にご依頼をいただき、誠にありがとうございました。心より御礼申し上げます。

現地調査の結果、建物全体にわたり経年劣化の症状が見受けられたため、屋根・外壁・バルコニーにおいて、必要な改修工事を実施させていただきました。
屋根は、古くなったセメント瓦から軽量かつ高耐久な屋根材への葺き替えを行い、見た目にも機能面でも一新されました。
外壁は、高性能な塗料を使用して丁寧に塗装を施し、美観だけでなく耐候性・防汚性を高めることで、長期的な保護が期待できます。
バルコニー部分では排水ドレンを新たに設置し、FRP防水を施工したことで、雨水の流れがスムーズになり、漏水のリスクを大きく軽減いたしました。

これらの工事により、雨漏りの心配も解消され、バルコニーの排水機能についても、安心してお過ごしいただける環境が整ったものと存じます。
今後もご自宅のことで気になる点やお困りごとがございましたら、どのような小さなことでも構いませんので、ぜひお気軽にご相談ください。

引き続き、お客様の住まいの安全と快適をサポートできるよう、誠意をもって対応させていただきます。

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