豆知識

外壁のカバー工事とは!!

外壁カバー工事とは、既存の外壁材の上から新しい外壁材を重ねて施工するリフォーム方法です。

「カバー工法」や「重ね張り工法」とも呼ばれ、建物の外壁を新しくする際に、古い外壁を撤去せずにそのまま残して施工するのが特徴です。

 


📌 施工の流れ

  1. 現地調査・診断

    • 既存の外壁の状態をチェック。ひび割れ、下地の劣化などを確認します。

  2. 下地の補修

    • 劣化がある場合は部分的に補修。雨漏りがある場合は原因を突き止めて修繕。

  3. 胴縁の取り付け

    • 新しい外壁材を固定するための下地(胴縁)・通気見切りを設置。これにより通気層も確保され、内部結露を防止します。

  4. 新しい外壁材の施工

    • 窯業系サイディングや金属サイディングなど、用途や好みに合わせた材料を施工します。

  5. 仕上げ・点検

    • コーキング処理、防水処理、最終チェックなどをして完成。


🏠 使用される主な外壁材

 

材料名 特徴
窯業系サイディング 一般的で安価。デザインも豊富
金属サイディング(ガルバリウム鋼板など) 軽量で耐久性が高く、断熱材入りも多い
   

メリットの詳細

  • 二重構造による保護力アップ

    → 外壁が二重になることで、断熱・防音・耐久性が向上します。

  • 費用と手間のバランスが良い

    → 張り替え工事より安価で、廃材も少なく環境にやさしい。

  • 居住中でも施工可能

    → 外壁工事だけで済むので、住みながら工事ができる場合が多いです。


⚠ デメリットと注意点

  • 構造の確認が必要

    → 建物の構造体が傷んでいる場合、カバー工事では対応できないことがあります。

  • 見た目が少し厚ぼったくなることも

    → 通常より壁が外側に出るため、窓周りや配管の処理が必要になります。


🧑‍🔧 こんな方におすすめ!

  • 築年数が20年を超えていて、外壁の見た目が古くなった。

  • 外壁塗装だけでは物足りないと感じる。

  • 雨漏りなどのトラブルがないが、断熱性を上げたい。

  • 工事費用は抑えたいが、長持ちするリフォームをしたい。


いかがでしょうか?外壁カバー工事は、費用対効果の高いリフォーム方法として人気があります。

ただし建物の状態によって最適な施工方法は異なりますので、専門業者の現地診断を受けることを強くおすすめします。

最後までご覧いただきありがとうございます。

高知で屋根修理・外壁リフォームをご検討中の方はぜひ参考にしてみてください。

高知県高知市高須新町2丁目1-38 松栄ビル1階

屋根・外壁のリフォーム専門店ファーストルーフby四國スレート

この記事の監修者

四國スレート株式会社 代表取締役 岡林司

岡林 司
四國スレート株式会社 代表取締役
業歴55年

昭和44年に創業し、高知県で50年以上、屋根・外壁工事を手掛けてきた四國スレートの3代目を務める。
先代から受け継いだ確かな技術や経験。さらに時代の変化を捉え、常に最新の技術と知識を導入し、お客様の多様なニーズにお応えしながら屋根・外壁工事に勤しんできた。
現在では「すべてはお客様のために」という使命を持ちながら、皆様の住まいに関するお悩みを解決し、より良い外壁・屋根工事をサポートするためのブログを配信している。