1. 高知の屋根修理事情
高知県は年間を通して温暖な気候ですが、台風の通過数が全国でも上位に入る地域です。
特に夏から秋にかけての台風シーズンには、強風や豪雨による屋根の破損や雨漏り被害が多発します。
そのため、高知での屋根修理は「耐風性」「耐久性」「防水性」の3つが重要です。
2. 高知の屋根修理で注目されるケイミュー「ROOGA」
ケイミュー株式会社が開発した屋根材「ROOGA(ルーガ)」は、高知の気候条件に非常に適した屋根材として、屋根修理や葺き替えで多く選ばれています。
軽量で耐震性に優れ、さらに高い防災性能を持っているため、台風や地震に備えたい高知の住宅にピッタリです。
3. ROOGAの特徴と高知での屋根修理におけるメリット
(1) 軽量設計で耐震性アップ
高知は南海トラフ地震の影響が懸念される地域でもあります。
ROOGAは1㎡あたり約27kgと軽量で、陶器瓦の約半分。屋根修理でROOGAに葺き替えることで、住宅全体の重心が下がり、地震時の揺れを軽減できます。
(2) 高い耐久性で長持ち
高知の屋根修理では、強い日差しや塩害による劣化も課題になります。
ROOGAは独自の「ハイブリッドPVA」素材で、割れや色あせに強く、メンテナンス頻度を大幅に減らせます。
20~30年は美観を保ちやすく、長期的なコスト削減にもつながります。
(3) 防災性能が高知に最適
高知では、屋根修理の際に防災性能が重要です。
ROOGAは強風によるめくれや飛散を防ぐ構造を採用しており、暴風雨や飛来物にも耐えられます。
4. 高知で選べるROOGAのデザイン
4-1. ROOGA 鉄平(てっぺい)
重厚なストーン調のデザインで、和風住宅や洋風住宅どちらにも似合います。高知の自然景観にも調和します。
4-2. ROOGA 雅(みやび)
優美な曲線が特徴で、屋根修理後に住宅の外観をワンランクアップさせます。和モダンな高知の住宅におすすめです。
5. 高知での屋根修理と他屋根材の比較
屋根材種類 | 重量(1㎡) | 耐久性 | 高知での台風耐性 | メンテナンス頻度 |
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陶器瓦 | 約60kg | ◎ | ◎ | 少 |
スレート | 約20kg | △ | △ | 多 |
金属屋根 | 約5kg | ○ | △ | 少 |
ROOGA | 約27kg | ◎ | ◎ | 少 |
高知の屋根修理では、軽さと防災性を両立できるROOGAが優位です。
6. ROOGAの施工方法(高知の屋根修理における実践編)
ケイミューのROOGA(ルーガ)は、軽量で耐久性に優れた屋根材ですが、その性能を最大限に引き出すためには正しい施工方法が重要です。
ここでは、高知での屋根修理や葺き替えを例に、ROOGAの一般的な施工手順を詳しく紹介します。
6-1. 施工前の点検・計測
まずは屋根の状態を調査します。高知は台風被害や塩害が多いため、以下を重点的に確認します。
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屋根下地(野地板)の劣化状況
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既存屋根材の破損やズレ
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雨漏りや防水シートの劣化
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屋根勾配と寸法の計測
この段階で、ROOGAを使った屋根修理に適しているか、カバー工法が可能かを判断します。
6-2. 工法の選択
ROOGAの施工には、大きく分けて以下の2種類があります。
(1) 葺き替え工法
既存の屋根材を撤去し、新たにROOGAを葺く方法。
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長所:下地まで新しくできるため耐久性が高い
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短所:撤去費用と廃材処分費がかかる
(2) カバー工法(重ね葺き)
既存屋根の上に防水シートを敷き、その上からROOGAを施工する方法。
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長所:工期短縮、廃材処分費が少ない
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短所:下地が劣化している場合は施工不可
高知では、台風被害や経年劣化で下地まで痛んでいるケースが多いため、葺き替え工法が選ばれることも多いです。
6-3. 施工の流れ
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既存屋根材の撤去(葺き替えの場合)
瓦やスレート屋根を慎重に外し、下地を露出させます。
高知では台風で屋根材が一部破損していることが多く、部分的に撤去するケースもあります。 -
野地板と防水シートの施工
劣化した野地板は張り替え、新しい防水シート(ルーフィング)を敷き詰めます。
高知のような多雨地域では、高耐久ルーフィング(改質アスファルトルーフィング)が推奨されます。 -
桟木(さんぎ)の設置
屋根勾配に合わせて桟木を取り付けます。
これによりROOGAをしっかり固定でき、強風対策にもなります。 -
ROOGA本体の施工
端から順にROOGAをビスで固定します。
ケイミュー指定の専用ビスを使用し、強風時にも飛散しないよう確実に固定します。 -
棟部・けらば部の仕上げ
棟板金やけらば部材を取り付け、防水と美観を整えます。
台風時の風圧が集中する部分なので、特に丁寧な施工が求められます。 -
最終点検
屋根全体の固定状況、防水処理、仕上げの美しさを確認し、施工完了です。
6-4. 高知での施工時の注意点
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強風地域仕様のビス固定や防水処理を採用
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劣化対策としてステンレスビスや耐塩性の高い部材を使用
7. 高知でROOGAを使った屋根修理の事例
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事例1:高知市内の和風住宅
瓦が経年劣化で雨漏りが発生。ROOGA雅に葺き替え、耐風性と軽量化を実現。 -
事例2:南国市の洋風住宅
スレート屋根の劣化で雨漏り発生。ROOGA鉄平に交換し、メンテナンス不要の屋根に。
8. 高知で屋根修理をする際の注意点
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台風シーズン前に点検を行う
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地元の屋根修理業者に依頼し、地域特性に合った提案を受ける
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見積もりは複数社から取り、工事内容と費用を比較する
9. まとめ(詳説)
高知で屋根修理を検討している方にとって、ケイミューのROOGA(ルーガ)は非常に信頼できる選択肢です。
高知県は全国的にも台風の通過数が多く、暴風雨や飛来物による屋根被害が発生しやすい地域です。また、南海トラフ地震への備えとして、屋根修理や屋根の軽量化は無視できない課題となっています。
ROOGAは、こうした高知特有の自然環境にしっかり対応できる性能を備えています。
まず、軽量設計により建物全体の重心を下げ、地震時の揺れを軽減。耐震性が高く、南海トラフ地震などの大規模地震に備えることができます。
さらに、防災性能に優れており、強風による瓦の飛散や破損を防ぐ構造を採用。高知で多発する台風シーズンでも、安心して暮らせる屋根を実現します。
また、耐久性の高さも屋根修理後の大きなメリットです。高知は日差しが強く、海沿いでは塩害の影響もありますが、ROOGAは色あせやひび割れに強く、20~30年間美観を維持できます。これにより、高知での屋根修理後も頻繁な塗り替えや補修が不要になり、長期的なメンテナンスコストを大幅に削減できます。
デザイン面でも、ROOGAには和風にも洋風にも合うバリエーションが揃っており、高知の自然や街並みに調和した外観をつくることが可能です。屋根修理のタイミングで外観を一新し、住宅の資産価値を高めることもできます。
結論として、高知で屋根修理を行うならROOGAは防災・耐震・美観のすべてを兼ね備えた理想的な屋根材です。
台風や地震、そして長年の風雨から住宅を守りたいと考える高知の皆様に、自信を持っておすすめできます。
最後までご覧いただきありがとうございます。
高知で屋根修理・雨漏り・外壁塗装などリフォームを検討中の方はぜひ参考にしてみてください。
この記事の監修者

岡林 司
四國スレート株式会社 代表取締役
業歴55年
昭和44年に創業し、高知県で50年以上、屋根・外壁工事を手掛けてきた四國スレートの3代目を務める。
先代から受け継いだ確かな技術や経験。さらに時代の変化を捉え、常に最新の技術と知識を導入し、お客様の多様なニーズにお応えしながら屋根・外壁工事に勤しんできた。
現在では「すべてはお客様のために」という使命を持ちながら、皆様の住まいに関するお悩みを解決し、より良い外壁・屋根工事をサポートするためのブログを配信している。